「HIV感染」と「エイズ(AIDS)」

「HIV感染」と「エイズ(AIDS)」は違うことを指しています。
HIV感染
HIV感染とは、体の中にエイズウイルス(HIV)が存在している状態をいいます。もしも治療をせずに放置したままで経過すると、特に症状のない状態を経て、エイズを発症します。しかし、現在では治療により発症を抑えることができます。

エイズ(AIDS)
エイズとはHIVによって体の免疫力が低下し、その結果として、日和見感染症など様々な合併症が出た状態をいいます。ただし、その場合も合併症の治療後に免疫力を回復させる治療方法があります。
日和見感染症とは…
免疫の力が弱くなったために、普段なら病気を 起こさないような弱いカビ、細菌、ウイルスな どの病原体による症状を抑えきれずに、感染症 が起きることをいいます。
HIV検査には、スクリーニング*検査 と呼ばれるものと、確認検査と呼ばれる ものがあります。通常はスクリーニング検査で陽性の場合、確認検査まで行います。スクリーニング検査の結果だけでは確実ではありません。HIV検査の確認検 査で陽性という場合は、HIVが体の中に 存在しており、感染していると判断されます。ただし、病気の進行状態はこの検 査だけでは分かりません。

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