身体の現状把握を始めてみませんか?

あなたはご自身の体をどこまで知っていますか?

カラダの現状態を改善したい。

自分にとって、より快適で心地よいライフスタイルを手に入れたい等々…

私たちの中には「現状をより良くしたい」という潜在的欲求があります。

もちろんこれは健康についても言えること。

いつまでも元気で、いきいきとした
ライフスタイルを送るには健康は絶対に欠かせない要素。

そのため、年齢とともに健康に思いを巡らす機会が自ずと増えていきます。

では、健康であるためにまず私たちがしなければならない事とは何でしょうか?

日々の生活習慣に運動を取り入れること?
最新の健康情報を集めること?

いろいろと浮かんできますが、その前に大前提としてやるべきことがあります。

それが、体の「現状把握」

日々の活動で壊れた細胞を修復させるためには、適切な食事や睡眠が必要です。

極端に言えば、食事を摂らない、適切な量の睡眠を取らないなど、良からぬ生活習慣が蓄積された場合、細胞は適切に修復できず、いずれ体を壊すことにもなりかねません。

「活動」とは、朝起きてから寝るまでの間に行なわれている、すべてのこと。
家事や育児、仕事やエクササイズ、趣味や移動、人との会話など、全般を指します。
こうした日々の活動によって私たちの体はエネルギーを消費し、また細胞の破壊と再生が繰り返されることで日常活動が成り立っているわけです。

しかし、これらのサイクルに滞りが起きると「疲労の蓄積」という形で活動レベルを低下させることになります。

そのため、
いかに日々の疲労を回復させるか?
という視点を持つことが重要になってきます。

これは健康を保っていく上でも、先ず大事なポイントとなりますので、ぜひ日頃から意識されてみてください。

昨今「疲労回復」という言葉を、いろいろなところで聞く機会があると思います。

現在いたるところで、疲労回復に特化した様々な商品が出回っておりますので、少なからず興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。
日々そういった商品には目が向きますし試す機会も比較的多くあります現状…
しかしそうした商品の良さを感じながらも、
やはり土台には「運動・栄養・休養のバランス」という軸があり、それが最も重要だということを実感いたします。

とは申しましても、運動・栄養・休養のバランスと言われても、実状その判断が難しいというのが実際のところ

これら三つのバランスを見極める前には先ず、

ご自身の体の状態を把握することから始めるということが大切となってきます。

理由は至ってシンプル。今の体調面を客観視した際に、何か問題があるとしたら、その原因は三原則のどこかにバランスの崩れが生じている、と考えることができるからです。

つまり、体の現状把握は、その後の体調管理を見直すきっかけへと繋がるということになります。

では、ここからその体の状態を把握する簡単な方法を、幾つかご紹介させていただきます。
ぜひご参考にされてみてください。

〜自分の体の状態を観察する「現状把握」から始めよう〜

その1.寝起きを観察する

朝、起床後の状態を見てみましょう。

・すっきり目覚めているか?

・疲労感が残っていないか?

・胃もたれや消化不良はないか?

・むくみはないか?

その2.爪や髪、皮膚の状態をみる

・爪が割れやすい、ボコボコしていないか?

・肌荒れはないか?

・髪質はどうか?

・目の下にクマはないか?

比較的簡単な方法を挙げてみましたので、早速、明朝から観察されてみてください。

続いてその解説を加えますと

① 寝起きを観察する

寝起きの観察は、疲労の蓄積や回復度を把握するのに最も良い方法の一つです。

私たちの体は、就寝中に細胞の修復や脳の休息が行われ、その結果疲労が回復します。

寝起きの状態によって疲労回復の度合いが分かるのはそのためです。

寝起きが悪い、疲労感がある、むくんでいるなど気になる場合は、適切な栄養素が補われていない、睡眠不足や質の問題。または最適な運動不足などどこかにバランスの崩れがある可能性があります。

② 爪や髪、皮膚の状態をみる

爪や髪などの末端は、栄養素が最後に届く場所と言われています。

体は生命活動の優先度が高いところから順次修復が行われるため、爪が薄い、割れやすい、ボコボコしている等があれば、栄養素や睡眠不足などの原因が考えられます。

また肌荒れが続く、皮膚の傷口が治りにくい場合も同様に、修復させるだけの栄養素や睡眠不足が考えられます。

運動不足もまた血流に関係してきますので、そうした面からも日常を見直すことができます。

〜観察から見えてくること〜

今ご紹介した観察ポイントはほんの一例ですが、体調面をチェックする習慣がない方にとっては、ご自身を知るよいきっかけになるのではないでしょうか。

ただ、初めてこのような見方をする方にとっては、ひょっとしたら観察すること自体が難しく感じられるかもしれません。

と言うのも実際身近に「肩が凝っていることに気づけていない」「むくんでいることに気づけていない」「疲れが残っていることに気づけていない」という方々に遭遇するケースががよくあるからです。

ご自身の体に目を向けることに慣れていないと、体の不具合に気づけないケースもありますが、そのような方であっても「体に意識を向ける」という視点に気づくことによって、徐々にご自身を観察ができるようになっていきます。

健康に興味関心、また何か手立てを考えている方は、ぜひ対策を練る前に、先ずはご自身そのカラダの「現状把握」からスタートしていきましょう。

現状が解れば、その後の対応も見えてきます。

また、数値的に客観視したい場合は、今では様々な機器で体をスキャンする方法や血液診断などもありますので、そちらをご検討されてみても良いかと思われます。

合わせてそれら運動、栄養、休養のバランスが健康状態に関わることは事実としても、それ以外に外的な要因の関わりがあることも忘れてはいけません。

健康を維持するためには

「運動・栄養・休養」

この三つのバランスが重要だということにおいて、
日常において自分の体の現状把握をするということの実践が大切ということなのですが、

私たちの脳は、四六時中あらゆることを思考し続けているため、きちんと意識しないと体の状態をありのままに捉えたり、体のサインに気づけなくなって仕舞うこともあるのが現状。

だからこそ日常の習慣の中で、健康の指標となるいくつかのチェックポイントがあると、体に対する意識を取り戻すきっかけとなりますので、

そうした体の観察そのチェックポイントを、ぜひ今日から日々の健康増進生活のご参考としていただき、

いま現在のご自身のカラダの状態を観察してみると言う「身体の現状把握」を始め、それを習慣化されてみるのはいかがでしょうか。

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